気づいたらぬるま湯のなかで気持ちよくなっている

ツイッターなどでは結構つぶやいたつもりで,日記の更新をおろそかにしてました.


今日は「生ぬるさ」について.

いわゆる人肌,生ぬるい状態ってのは心地が良い.

自分でも気づかないウチに生ぬるくなっていることは多く,しかもそれは心地よく進んでいってるので指摘されない限り気づかない.

結果,試練や試験,試合など「試される場」になって,ようやく「生ぬるかった」という状況に気づく.




ある選手に「今日の練習で強くなってるのか?」と問う,その選手は迷いなく「はい」と答える.

常に自分に厳しくいるのは困難だろう.それでも,確固たる目標があって「絶対に」その目標だけは達成しなければならないという気持ちがあるならば,そんな簡単に「はい」とは答えられないのではないだろうか.

自分は最高の練習をしている! と思った瞬間から最大限の加速はできなくなっている.

自分は最高だ.自分たちは最高だと口で言うのはよい.標榜するのもよい.でも心の中では「もっと出来るはずだ」という思いがなければ成長は望めないのではないだろうか.



MNBが日々,最高の練習をしよう.最高の日々を送ろう.といっているのは,それだけ「日々最高であること」が難しいということだ.そんな簡単に最高の練習などできない.

練習の内容はもちろん,最高のスタートを切るための準備,様々な外的条件,そして自身の内的条件,さらにいえば練習後の状況.こうしたことが整ってはじめて最高の練習が完成する.

少なくとも,その1日が終わらないと「最高だっかかどうかはわからない」.



気づいたらぬるま湯のなかで気持ちよくなっている.

そんな状況こそ最低だ.

日々厳しく,自律して,もっともっと先を追い求める努力を.