6m88 → 7m70 その秘密はWayにて

昨日の国武大競技会,最終種目の走幅跳で1年生(新2年生)の高田貴明が7m70(+1.2)のビッグジャンプ.

大学入学時点での自己記録は6m88.

どこにでもいるとは言わないが,全国的には全く無名の選手であった.
(動画はもうすぐアップできると思います)



それから1年の3月.自己記録を1m近く伸ばし,日本インカレはおろか,日本選手権,日本グランプリの参加標準記録さえ跳び越えるまでに成長.



よく,他の大学や高校の先生方に「いったい何をしたのか」と問われることがあるが,とりたてて何かをしたわけではない.

もし秘密があるとすれば,「野生化トレーニング」に代表されるような「基礎的運動能力の向上」に尽きると思う.

その証拠に,自己記録を大きく更新した高田だけでなく,ファウルながら7m50を越えてきたエースの山田真也を筆頭に,他の選手も今後がワクワクするような跳躍を見せてくれている.

・・・しかも山田真也はこの冬で踏切脚を右から左へスイッチしての記録.

さらに恐るべしは,大学院を修了し,2013年度より跳躍コーチへと就任する金子航太の7m52(+1.2).

こちらも,基礎運動能力を磨きなおした結果か.



なお,野生化トレーニングに関する紹介は,国際武道大学広報誌 Wayに掲載されている.

インターネット上からも閲覧可能.

記事はコチラ

Way vol.22 (2013 Winter) をご覧頂きたい.



こちらをご覧いただければ,武大陸上部の陸上競技に対する取り組み,考え方がご理解いただけるかと.



さて,跳躍ブロックだけでなく,他のブロックもそろそろ爆発しようか.

自分らしさを大切にして,常に前向きに取り組んでほしい.