短距離・400mブロックミーティング 100%の積み重ね
練習後,短距離・400ブロックの合同ミーティングを実施した.
まず現状をチェックし,今足りないことをどんどん上げさせた.
筋持久力 絶対スピード 技術 使乳酸能力 乗り込む感じ もう一息の感じ 栄養 ケア方法 動きが小さい キレがない 女子力 体重 睡眠 融通性 実践力 他大学との競争 男子力 フィジカル 当たり パワー Max挙上重量・・・・・etc
いくらでも出てくる.
さて,ここで問題だ.
君たちに足りないものはこれだけあると,君たち自身が認識している.
では,このなかで「グラウンドで解決できる問題」はどれだけあるか?
そう.あまり無いんだ.
1日24時間のなかで,グラウンドで使える時間はせいぜい3〜5時間.さらにその中で本練習は1時間程度か?
そんなちっぽけな時間だけでは,これら多くの問題は解決できない.
良く耳にするのは「一流になるとグラウンドでは差がつかない」という言葉.
多くの指導者が頷いてくれる言葉だ.
じゃあ,どうするか.
グラウンド以外の時間をどれだけ「強くなること」に使うかだ.
これは「強くなりたい」という欲求がどれだけ大きいかに比例する.
本当に,100%,全力で強くなりたいのならば,強くなるのに不必要なことは全て除外すべきだ.
おそらく最も短いキャリアで日本を制した武井氏のブログにも同じことが書いてある.
全開無敗伝説。。を読めば良かろう.同じことが書いてある.
そして,常に100%の日々を積み上げれば,スタートラインに立ったときに不安など生じないはずだ.
だって,自分は自分ができること,およそ考え得ることを全てやってきてここに立っているから.
現役時代,MNBは自分がコレだ! と決めた試合はすべて自己記録で目標を達成してきた.
「常に100%の自分」で有り続けたから,試合での不安なんて無かった.自己ベストしかでないと思っていた.
元日本記録保持者だった妻も同じだ.
日本選手権だけは絶対に譲れない.常に自己ベストだ.日本記録だ.
2月競技会が終了し,いよいよ3月が見えてきた.
これからが重要.
鍛えた体を競技に適応させる.チューニングする.
そのためにはグラウンド以外の時間をどう活用するか.
君自身の結果は,君自身の生活,君自身の努力,それらがすべて反映された君だけのものだ.
さあ,これからどうしようか?