Physical Literacy
とあるプロ関連の講習会などでも盛んに言っていること.
「球体の心」の上に「台形の体」,そしてさらにその上に「三角形の技」が乗っているという心技体のモデル.
恩師が講演会などで発表しているモデルである.
そこに,MNBはPhysical Literacyという概念を追記したい.
図示するとすれば,台形の体,その上部にある「内側から外へ広がろうとする力」のようなもの.
この力が大きければ,体力要素は大きく変化しなくとも,上に乗っかる技の三角形を大きくできる.
この概念図は思いつきでつくったものなので,あまり目くじら立てないでください.
似たような概念(と勝手に思っている)について,ウェストバージニア大学大学院でコーチングを専攻しながら、男子バスケ部でマネージャーとして活動している森高大氏は「体の賢さ」という用語で説明している.
スキルの習得量 = 練習量 × 体の賢さ
こちらのほうがわかりやすいかな.
「体の賢さ」とは何か!? と問われると,「世間一般的に認知されている運動神経」であると答えざるを得ないw
運動神経が良い子供は,何をやってもすぐにできる. というのがそれ.
Physical Literacy,体の賢さを上げるということは,直近の競技成績には影響を与えない(むしろ,競技パフォーマンスに直結する練習時間を奪うので,競技性的は停滞する可能も)が,長い目でみると取り返しのつかないような差を生み出す可能性がある.と思う.