陸連混成部NZ遠征報告

MNB2014-02-15

ただいま,日本陸連の遠征でニュージーランドに来ています.

NZ Combined Events Championships 2014の十種競技に右代選手が出場するため,コーチングスタッフとして帯同しています.


詳細は次号のリクマガに掲載予定ですが,ちょっとだけ紹介しておきます.

まず初日の結果はTwitterなどでご存じかと思いますが

100m 11.39 (-2.1)
走幅跳 6m93 (0.7)
砲丸投 14m13
走高跳 2m03
400m 50.31

初日合計 3940点.

これは右代選手が日本記録を出したときと比較すると,わずか12点マイナスという好記録.

いくらニュージーランドが暖かいとはいえ,2月のこの時期にこの記録は素晴らしいの一言.もちろん十種競技は十種目全てが終わらないとわかりませんが,基礎体力が求められる初日において,現時点で満足できる記録を出せたことに,本人も安心しているようです.

写真は宿泊場所.AUT Millenniumです.

バレリー.グラウンドで練習してました....


競技場は日本でいえば春の陽気で,ゆるやかな向かい風が常に吹いている状態.サーフェスは非常にやわらかく,踵で接地すると一瞬へこむほど.やっかいだったのは走り高跳びの助走で,内傾時に外側へゆがむ感じがするとのこと.ただ,軟らかい分,踏み切り時の接地時間をあえて長くするという課題には取り組みやすく,結果として久しぶりの2m03という記録に繋がったようです.


そして一番の敵(?)は,タイトなスケジュール.

なんと11時に開始し,15時30には終了予定という超タイトなスケジュール.今回はマスターズの選手達もいるため,もちろんそんなうまくいくはずなく,結局は16時45に400スタート.(明日はマスターズは別枠らしいのだけど,,,なぜ今日は一緒だったのか.)


右代は走り高跳びで最後まで残っていたので,終了後30分で400mスタートということに.ちょっとだけハムと中殿筋,直筋の起始をほぐして,すぐさまスタート.それでも50秒31で帰ってきたのだから,今やっていることが間違っていないという自信につながると,本人も納得.


ということで,初日の速報レポートでした.