男たるもの こだわり ペン

男たるもの,物にはこだわりをもっておきたい.

もちろん,何から何までという野暮なこたぁいわない.

池波正太郎先生にならい「武器たるもの」にはこだわっておきたいということだ.

PCなどの無機質感が満載なものはさておき,まずはペンなんかどうだろうか.



本当は万年筆といきたいところだが,MNBのような字の汚い若造に使われては万年筆も困ろうというもの.

というより,無精なMNBでは手入れが行き届こうはずもない.それに大枚はたくのは少々勇気がいるものであるし,心のなかで減価償却ができなければやはり悔いが残る.

ということで日常から手帳に挟んで持ち歩くボールペンだ.

手帳については一度日記に書いたこともあるが,能率ダイアリーキャレルB6ウィーク(レッド)をこの10年愛用している.

理由は数多くあるが,ま,それは今回はよい.



さて,常に手帳に挟んでいるボールペンだが,すっぽりと抜けないようなタイプが良い.

クロスにパーカー,そしてモンブランも魅力的だが,やはり丸形で表面にツヤがあるタイプだとどうも傷がつきそうなのと,手帳からすっぽ抜けそうで怖い.細身もイマイチだ.

さらに字が下手なMNBを少しでも手助けしてくれるような書き味や,手になじむ形状であってほしい.

もちろん重さやバランスも重要だ.

加えてキャップタイプでは不精者のMNBとしては面倒くさい.やはりボールペンはノック式が良い.



と,MNBなりに探した結果,たどり着いた.

書きやすさに定評があり,丸形ではない,そしてノック式.

ここまで言えば,探すのは困難ではないはず.

興味があるひとはMNBの手帳を探してほしい.