ビーチスプリントコンセプト 日本トレーニング科学会にて発表
ライフセービング日本代表にスプリント指導を行わせていただいた.
これで4年目になる.
ビーチでの走り方について考えてきて,ふと気づいたこと.
砂が提供する意味,つまりアフォーダンスに囚われすぎていたこと.
そして,陸上競技の指導にも囚われていた.
砂が崩れるまえに,脚を前方へ運ぶ.
その考え方は間違ってはいないし,それは大前提なのだけど,もっと大切なことがあった.
詳しくは企業秘密だが,ヒントは他の競技にあった.
同じく砂の上で競われるもの.
その特徴を踏まえ,ビーチに応用することで,これまでとは異なるスプリントコンセプトができあがった.
その分,陸上競技からは離れたが,おそらくビーチでのスプリントコンセプトとしては正しいと確信している.
トラックの上では速いけど,ビーチでは遅い.
坂登り走は強いけど,トラックではイマイチ.
そんな理由も解明できるコンセプトだった.
詳しくは「第26回日本トレーニング科学会」で発表したいと思います.
今回は「砂浜における走運動のコツ」というテーマでシンポジストとして参加します.
興味のあるかたは是非.