アスリートの言動 スポーツの文化
強くなればなるほど,社会的なロールモデル(行動のお手本)としての言動が要求される.
そんなのカンケーネーとは言ってられなくなる.
社会と関わりを持たずに体育,競技,スポーツを行うことはできない.
そして,その世界で活躍し,光を浴び,成長していくほど,当然ながら他者との関わりは増える.
同時に,その選手の発言力は増し,その言動は注目され,他者に大きな影響を与えるものとなる.
それは,その選手が認識しようがしまいが,必然的に背負わなければならない十字架のようなものであり,逃れることはできない宿命でもある.
そして,その選手がロールモデルとしての立場をしっかり全うし,社会に受け入れられ,認められることでスポーツの価値は高まっていく.
これがスポーツの文化であると思う.
強く逞しく成長した君たちの言動が,スポーツを文化のひとつとして定着させ,高めていくのだよ.