2013関東インカレ 前半戦終了「戦国時代」

戦国時代に突入している.

2013年関カレ男子1部.安定上位はさておき,中盤から下位,つまり9位から16位までが大混戦.

2部への降格は2校.15位と16位.


かつてMNBが学生だったころは,1部から2部への降格は1校のみで,しかも1部での熾烈な戦いで0点という大学が常にあった.つまり1部で8位入賞の選手を1名も出せなかった大学が自動的に降格するという状態だった.

あの頃は名門とされる伝統校が存分に力を発揮し,新参校になかなかつけいる隙を与えなかった印象が強かった.



けれども時代は流れた.

現在では2部へ降格するのは2校となり,30年に満たない歴史,もしくは,本格的にトラック&フィールドに力を入れ始めた新興勢力や古豪の復活など,戦力が分散.それぞれの大学が得意種目で歴史ある大学と削りあうという状況に.

2010年の関カレで2部に降格した16位の大学は11点,15位の大学に至っては20点もの得点を積み上げたにもかかわらず降格した.
ちなみに,その時の国際武道大学は24点で13位.14位の大学は23点.



そして2013年.前半戦終了時点.
現在,8位入賞〜16位での降格を争っている大学は8つにものぼる.
誰がこんな混戦を予想していただろうか.

ロンドンオリンピック,世界選手権でOB・OGが大活躍している伝統校から,昨年の箱根駅伝覇者,日本スプリント界のエースを擁する大学までが安穏としていられない,厳しい戦いが現在の関東インカレだ.


我らが国際武道大学男子,前半戦を終了し110mHで3位,4位,ハンマー投げで2位.合計18得点.(なお,女子では近田茜が見事に5位入賞!)

次週にも有力な選手が控えている.まだまだこれからだ.


国際武道大学は毎年のように,こうした激戦でしのぎを削っている.

正直,シビれる.

しかしこうした激しい戦いでこそ,本当の強さは磨かれていくことを我々は知っている.百戦錬磨への道はまだまだ遠い.

さあ,次週へ向けて準備開始だ.