“夫の家事参加”夫婦に意識の差が ← なさけなし

とあるニュースで「“夫の家事参加”夫婦に意識の差が」というものがあった.非常に興味深い.

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130207/t10015349881000.html

記事の一部を抜粋すると

「夫側の理由では、「手伝うとよけいに文句を言われる」が、「忙しくて時間がない」とともに27%と最も多くなり、“手伝うことで、逆に文句を言われてしまう”と考えているケースが、目立つことが分かりました。
夫の家事参加について、30代の男性は、「料理などをしますが、やり方の違いを指摘されると、やらない方がいいのかなと思うことがあります」と話していました。
また定年退職した夫がいるという女性は、「家事をお願いしたことはありますが、夫の機嫌が悪くなり、家の雰囲気も悪くなったので、諦めていました」と話していました。


っていうか,根本的に間違っていないか?

家事を手伝うというのは,つまるところ「家族がより良い方向へ」という感じだろ?

妻がやって欲しいことを解らずに,なにが「手伝い」か.そんなのただの押しつけじゃないか.



逆に文句言われたとしたら...一家の大黒柱として情けなくないか?

やり方の違いを指摘....いやいや,,,それって「食事を作ること」だけしかやってないから,やろうとしないから起きる問題だろ?

旦那さんが普段やっている仕事だってそうだろ?

「クライアントと最後の交渉」だけ素人が望んでもダメにきまってんだろ?

事前の打ち合わせから,いや,その前の調査から始まって,相手の要望,自社の思い,いろいろなものが詰まっての交渉だろう?

だから,手伝う,というより,主婦としての仕事を肩代わりするならば最初から最後までが基本だろ.




「今日の晩飯はまかせとけ!」というならば,買い出し,,,いや,その前に何を食べたいか,何を食べる予定だったかをリサーチし,そもそも冷蔵庫にある余り物をなんとか上手くやりくりして食す予定だったのならば,最低限でも旦那は自分のへそくりで「この食事で残すこともなければ,冷蔵庫のものを使う予定もない」くらいの覚悟で望む必要あるだろ.やるならばさ.っていうか余りもので料理をつくるほどの高度なスキルがないのが世の中の旦那だよな.だからこそだよ.

もちろん,その次に控えている買い出しから,自分が買い出しにいくことによって生じる,様々なタイムスケジュールの変化(もちろん妻の)についても把握し,出来る限り対応してあげる....それが当たり前だろ.

食事後の片付けから,子供の寝かしつけまでが当たり前.

世の中の男性が,仕事としてバリバリ世間で戦っていることを,家庭で置き換えるならそれくらい当たり前だろ?

っていうか,俺たちだってそれくらいの実力はあるだろ?

いままで奥さんに甘えて,「やればできるけど,甘えていたからやらなかった」だけだろ?

たまに本気みせてやろーぜ?

「アナタ.ステキ!」となるようにさ.




そして,この記事・・・「手伝うとよけいに文句を言われる」


...だめだよ.まったくだめだよ.

これこそ夫婦としてダメだよ.

新婚の時を思い出そうよ.

つきあった最初を思い出そうよ.

彼女が,嫁さんが望むことを一生懸命考えていただろうよ.

「こうすれば俺はいいと思う!」じゃなくて「こうすると喜んでもらえる!」だっただろうよ.

奥さんが何を求めているか,夫婦なら解るでしょうよ.自分の仕事が忙しすぎて解らないフリをしていただけでしょうよ.

世の中のお父さん.特にMNBと同世代の若いお父さん.いや,旦那さん.

俺たちはやればできるよ.

だって,奥さんはそんなアナタに惚れ込んで結婚したんだろ?

たまには,いや,もう一度魅せてやろうよ.

「アタナ,ステキ!」ってさ.

仕事ができるのは「男としての誇り」だけど,たまに妻の手伝いをして助けてあげるのは「旦那の誇り」であり,それこそが夫なんじゃねーか?




ちょっと武大陸上部の監督としての立場からは関係ないことを書いてしまったが,,,武大陸上部OB,,いや,それは失礼だ.MNBが武大に赴任するまえのOBにはもっともっと立派なかたもいらっしゃるだろう.

ということでMNBの教え子かつ既婚者よ.良き男であるためには,良き夫であることも必要だ.妻に支えてもらうために,せめて自分の一番身近な人のニーズくらいは把握しようぜ...結婚したならば,妻に支えられてこその夫だぜ.














































おれも頑張る(笑