11. Deutsche Hallen-Mehrkampfmeisterschauften: ←Result

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二日目.

ウォーミングアップを開始しても,ドイツの選手達がだれもいない.不思議に思い,競技運営係に尋ねてみると,なんと2時間近く後ろにずれ込んだとのこと.アナウンスが全くなかったのに驚きつつも(ドイツ語が担当な本田コーチもそんなアナウンスは無かったと断言している.),予定よりも早まるという最悪の事態ではないため,一度気持ちをリセット.


再度気持ちを入れ直して60mH.

直後に棒高跳びへと流れ込む.

申告した高さの都合から,記録が低い組にまわされ,右代選手がスタートするときには中村選手しかいない状況に.

早いターンを繰り返しながら,棒高跳びを終え,40分後に控える最終種目にそなえる.



最後の1000m,中村選手は2分43秒で日本最高記録.

すでに39秒台の記録をもっている中村選手ならば余裕ともいえる記録.

スタート後,一歩目に躓くアクシデントはあったものの爆走し,見事自己記録を大幅に更新する35秒台でゴール.


結果,5690点の日本最高記録樹立.おめでとう!


また,右代選手はロンドンオリンピックを決めた昨年度と記録的にはほぼ同等.ただ,動きは昨年よりも良く,この時期にしてはなかなかの手応えをつかんだ模様.混成競技と名がつく種目で久しぶりの黒星ではあるが,十種競技ではかならずやってくれるはず.


いずれにせよ,日本トップツーのチャレンジは終了.

ロシア世界選手権への足がかりとなるドイツ遠征.様々な収穫をもとに,また日本でのトレーニングが始まる.頑張ってくれ!


さ.ムクにラーメンたべに行くか(笑




ちなみに優勝はPrey Matthiasで5815pt. 苦手な棒高跳びを上手くまとめたのが好記録に繋がった様子.十種競技では7863点の自己記録.ロシアで相まみえたいと約束して別れた.