11. Deutsche Hallen-Mehrkampfmeisterschauften

MNB2013-01-27

LEICHTATHLETIK
11. Deutsche Hallen-Mehrkampfmeisterschauften
(第11回 ドイツ室内混成選手権)
Jugend U20/U18 mit Bahngehen alle Klassen
(20および18歳以下ならびに競歩を含む)

はい.現在MNBが帯同しているドイツの試合です.
これに右代選手と中村選手がオープン枠にて出場.
その速報をお知らせします.

2013.1.26 第1日目

右代選手
60m 7”36
LJ 6m69
SP 13m68
HJ 1m97

中村選手
60m 6”98
LJ 6m99
SP 11m92
HJ 1m97

客観的に見ると室内七種競技ではスプリントタイプの中村選手が有利.逆に投擲種目を武器とする右代選手にとっては不利な状況(投擲は砲丸投げしかない).

中村選手は順調に点数を積み上げ,これまで右代選手がもっていた室内七種競技の初日日本最高記録を21点上回るペース.二日目には得意とする60mHと1000mが控えているため,6種目目の棒高跳びさえ上手くまとめる事が出来れば日本最高記録更新.
一方,スロースターターの右代選手も,砲丸投げあたりから徐々にエンジンがかかり始めてきたので,二日目の爆発を期待したいところ.もちろん,彼にとってはロシアにて行われる世界選手権へむけた足がかり的な試合のため,現在の調子と練習状況を把握することが第一という試合ではあるが.

いずれにせよ,混成競技大国に対してチームジャパンの強さを存分に見せつけてやろうぜ.



余談だが,この室内競技場は常設であるせいかサーフェスが非常に硬い.コンクリートにウレタンを載せただけのイメージ.いわゆる高速トラックにみられる硬さではなく,地面反力が鋭すぎて身体を浮かす成分として使えない硬さ.特に走り高跳びでは両名とも非常に苦戦した.中殿筋と下腿三頭筋筋腱移行部を中心とした身体へのダメージも大きい.
一方,ドイツの選手達は総じて下半身が強い.スプリントはたいしたことがないが,走幅跳砲丸投げになると,その力を遺憾なく発揮.60mでは7秒前半の選手が,走幅跳では7m30をゆうに越え,砲丸投げでは15m後半を記録する選手も.混成大国は伊達ではない.その話はまた後日.