宴の後

こうした大きなイベントが終了すると,体調を崩すことが多かった.

全身全霊をかけて挑み,準備するから,終わってしまうと心身ともに虚脱してしまう....感じか.



かつては,そうした自分に対して忸怩たる思いと共に,なさけないながらも「これだけ頑張ったんだな」というかすかな誇りを抱いていたが,それは大きな間違いであることに,最近になって理解した.

確かに全身全霊を賭けて挑むことには間違いないのだが,それを繰り返す度に,様々な人に心配をかけ,迷惑をかけることに繋がる.

何より,必要な事後処理に適切に対応することも難しくなる.

次の仕事はどうなる?

通常業務はどうなる?

授業は? 部活動は?

日常業務こそが最も重要なのではないか.

もはや,一つのイベントが終わった程度で満足し,「全身全霊を賭けて頑張った」などと甘いことを言える立場ではない.


日頃から「出来る限り」を心がけ,真摯に取り組む姿勢を忘れてはいけない.

今日の授業も満足いくものだった.

明日の仕事も全力で頑張りたい.