先生,念願だった消防に合格しました!

朝に大学にきてメールをみると,昨年の卒業生から「先生,念願だった消防に合格しました!」と.

彼はハンマー投げを専門とし,インカレでも3位に入賞したことがあるエースだった.


180人が受け,3人しか合格できなかった難関だ.



嬉しかったのは「陸上部で学んだことや経験を,熱意として伝えることができたことが,合格に繋がった」と,書いてくれている点だ.

合格は嬉しい.60倍という合格率を突破してくれたのも素晴らしい.そして,陸上部で培った精神,気持ち,態度,人間性.それらが合致して合格へ繋がったことは本当に嬉しい.



実は,この学生だけでなく,今年はさらに4名の陸上部OBから「先生,自衛官・消防士・警察官・警察庁に合格しました!」という連絡をもらっている.

これで去年のゼミ生のうち,6名が国家公務員,1名が市役所勤務ということになった.

19名いるゼミ生,全員がめでたく就職を決め,自分の道を歩き始めたことになる.



何度も言う.

競技で成績を残すことだけが重要なのではない.

自ら課題を見つけ,克服するための道を模索し,実践する.そして課題をクリアしてレベルアップし,さらなる課題へとチャレンジする.

こうした姿勢を陸上競技部では重視している.

その先にはセカンドキャリアとしての就職,そして体育・スポーツを通して(を経験して)社会を豊かにする人間になるという使命がある.



さあ,ようやくスタート地点だ.立派な消防士を目指して頑張ってくれ!

おめでとう!