オーリスのCMが強烈な件
まずはコチラをどうぞ.
これ,TOYOTAの新型オーリスのCM.
そう.あのTOYOTAがつくって,出すと決めたCMです.
内容にはもちろん賛否両論あるかと.
でも,インパクトは強烈.いろいろな意味で.
もちろん,このCMを流すと決めた人は批判をもらうこと,場合によってはかなりのダメージを受けることを覚悟で流したことは想像に難くない.
なんせTOYOTAにはブランドイメージがあるわけですから.
こうした「石橋を叩かずにダッシュする」という決断,我々は忘れかけているのかも.
絶対に失敗できないチャレンジで無謀を働くのは愚かではあるけど,自分で責任をとれる範囲ならば,多少の無茶や無謀だって悪くない.
むしろ,時間が過ぎれば懐かしさという友達にもなる.
実は,先週の競技会終了後,母校の陸上競技指導者研究会(通称ロゴス)のために新潟へ行ってきた.
将来の指導者を目指す後輩達が研究発表を行う場だ.
実に良い.いろいろな刺激をもらった.
そして先輩として一言述べさせてもらえるならば,「優秀さに人間的魅力という輪をかけてほしい」だ.
自分の生きる道,戦う場所を切り開くために優秀さは必要だ.
君たちが所属している研究室ならば,必死に勉強した分だけ,何かを得ることができる.学業的な優秀さならいくらでも磨くことができる.武器を身につけることができる.
しかし,それで生き残り,勝ち進むためにはそれだけではダメだ.
「アイツの周りにはいつも人が集まる」「アイツの為なら,俺も頑張ろう」「あの人みたいに俺もなりたい」
どんなに優れた武器を持っていても,それを使い切れないならば意味はない.
オーリスのCMみたいに突飛なことをしろというわけではない.
でも,常に聖人君子みたいなCMだけだったらつまらないだろう?
大切なことを理解した上で,他人をあっといわせるようなチャレンジ.痛快だ.
そんな魅力的な人間を目指してほしい.と思った.