スパイス ≒ 良いマナー

いや〜 時代は変わったね〜.

スイスにいながら,武大競と静岡県選の結果を「ほぼ」リアルタイムでみれるとは.

我が優秀な学生達に感謝.

そして,多くの自己ベストおめでとう! 選手,補助員ともにお疲れ様でした.月曜日はゆっくりと休んでくれ.



さて,今日の話は料理の話と共通.


料理の味(質)を決めるのは素材だとしても,最初・最後の印象を大きく左右するのがスパイス.


人間関係も一緒だ


相手を思いやるようなスパイスをちょっと加えることで,印象は大きく変わる.

そのスパイスにかける苦労は「ほんのちょっとしたもの」なのに,多くの人間はその「ちょっと」をめんどくさがる,もしくはちょっと過ぎて気づかない.

でも,それに気づける人はスムーズな対人関係を自然に作れる.



同じ仕事をしても,あいつとやると楽しい.あいつとやるとなんか変,ぎくしゃくする.馬が合わない.



スパイスがきいていないか,間違っているとそうなることが多い.



本当にちょっとしたことだと思う.

日々の挨拶や礼儀だったり,マナーだったり(ルールではないことに注意!).

ちなみに,マナー違反とルール違反は異なるのはよく知られているが,スパイスとは,いかに良いマナーを通すかということでもあると思う.

現在のルールに縛られた世界で,完璧に全てのルールを遵守するのは大変ストレスだ.

けれども,例えルールは守っていてもマナーが悪いと印象は大変に悪い.

逆にちょっとくらいルールをはみ出しても,マナーがよければNot so Bad.となる.



我々体育人は他人と接する機会が多い.

仲間,先輩,後輩,恩師.

お互いがちょっとしたスパイス(ただし相手に合わせたスパイスを!)をきかせる工夫をするチャンスはいくらでもあるはず.

腕の良い料理人(質の良い体育人)を目指そう.