俺はスゲエよ.でも,お前もスゲエな.

本学に勤務している柔道の元世界チャンピオン.

「他の競技をみてると,本当にスゴイと思うし,いとおしくなるよな.そこまで訓練したのかと.」



さすが,柔道で世界を極めた人だ.

アスリート達が必死に自分の能力を磨き,鍛えている過程を賞賛してくれる.

やれ,陸上は個人種目だから自分勝手が多いとか,リフターの筋肉は使えないだとか,野球で足が速いっつても陸上の選手と比較すると大したことがねぇとか....

そんな悲しいこと言わない.


プロスポーツトレーナーの武井さんTwitterで以下のようにつぶやいていた.

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スポーツ選手とビルダーのトレーニング論争を見ていて悲しくなった。。ビルダーは選手をクソガリと呼んでベンチやクリーンのフォームを批難する。。スポーツ選手はリフターを動けない筋肉バカとけなす。。もう辞めようぜ。。どちらも自分には無い能力を高める事に命をかける仲間じゃねえのか?

競技なんかなんでも上目指して頑張ってるヤツは仲間だと思うぜ。。スポーツは全部違うけど全部一緒だろ。。自分が手に入れた能力が愛おしいように他の仲間もそうなんだぜ。。お互いスゲエな!!!って称え合う事のほうがよっぽど世界を広げるぜ。。そんな事で争ったら本当のスポーツ馬鹿だと思うぜ。。

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大学という組織では,多くの部活動が存在するため,それぞれの種目を大変身近に感じることができる.

野球が苦手なMNBからすると,野球部のスタメンはあこがれでもある.

エースなんか神様級だ.



なんでスポーツをやるのか.

俺ってすげぇ! と感動するためだ.

でも,それは「俺はあいつよりすげえ!」じゃなくて「出来なかったことが出来るようになったすごさ」だったり「到達したいところに到達できたすごさ」であってほしい.

俺はスゲエよ.でも,お前もスゲエな.

ナダルフェデラーが試合後に相手を讃えるがごとく.


そんなスポーツマンシップがあふれる大学は,間違いなく魅力的だ.