我々指導者は「疲労困憊」という状況を,たまには経験しておくことが

今日はENDOコーチを筆頭とする投擲有志とともに朝練をした.

最初はワンタッチルールでのサッカー

4人 vs 5人.

息があがるあがる(笑



疲れるほどイメージに身体がついていかない.当然.



で,ふと思った.

サッカーのサポーターと呼ばれる皆さん,どれだけサッカーしたことあるんだろう.と.

あ,いやね,サッカーの苦しさをしらないで「長友走れ〜」なんて言うんじゃねーよ. というつもりは毛頭ない.

そーじゃなくて,苦しいなかで結果を出す選手のすごさや,その技術,精神力の素晴らしさを感じてほしいと思った.

もちろん,サッカー好きの多くの人は運動をしたことがあって,サッカーだってした事があると思う.



でも,運動をしなくなってから「目だけ」肥えてきてるのも事実かと.

実はMNBもそうだ.

目というよりは,投擲種目に代表されるような,動きの感覚だけ深く,鋭くなってきている.


しかし,それは常に元気な,疲労していない状況での話であって,疲労困憊にも関わらず,自らの精神をもって肉体にむち打って動かしながらの感覚ではないわけで,そうした条件下で発揮される感覚ではない.

これは競技パフォーマンスを発揮,評価する上で非常に重要だ.


100%元気な状態で発揮できる最高,最良のパフォーマンスを,疲労,緊張,いかなる条件下でも発揮できることの難しさを忘れてしまわないように,我々指導者は「疲労困憊」という状況を,たまには経験しておくことが必要なんじゃないかと感じた.


トップアスリートの技術は素晴らしい.言葉はおろか国境も超える.

そして,それを指導する立場の我々は,その素晴らしさを勘違いしないためにも,レベル,条件こそ異なれど,たまには疲労困憊になるべきだ.と思った.




・・・朝から疲労困憊は困るが(笑