ノスタルジーからの〜
夜に東京で会議があるため,夕方に大学を出発.
妙に小腹が空いたので,インターチェンジ前のセブンイレブンで肉まんを勝って,運転しながら食べた.
ふと,懐かしい記憶がよみがえる.
MNBがまだ小学生のころ.
学校が終わったら塾に通っていた.
母の運転する車で駅へ向かう.
お腹がすいては勉強ができないいと,よくセブンイレブンで肉まんをかって,車のなかで食べていた.
あのころ,なりたかった大人に自分はなれているのだろうか.
あの頃の自分に,今の自分は尊敬されるだろうか.
理想への道筋に自分は立っているのだろうか.
今の自分でよいのだろうか.
アンジェラアキの「手紙」でも聴きたくなるような気分だった.
同時に,自分がなりたい自分ではなく,「君たちがなりたい人間」「学生がなりたい選手」についても考えた.
教育者に与えられた使命は限りなく重く,大きい.
時には,関わる学生,教え子達の人生も左右する.
彼ら,彼女らが「なりたい自分」になるための手助けができているか.
MNBからの,不必要な押しつけによって,彼,彼女らの夢を遠ざけていないか.
ある知り合いから,「できるだけたくさんの学生を幸せにしてやんな」とエールをもらった.
学生が望む幸せ.それを達成するためにできることを考えなければならない.
時に厳しく,時にやさしく,どのような過程をたどるかはそれぞれだろうが,君たちの夢をかなえる,かなえることが出来る人間に成長させてあげる,成長できるように導いてあげるのが教育者であり,指導者だ.
そうした覚悟と信念のもとで,日々を過ごさなければならない.
ふとしたノスタルジックな気持ちから,教育者,指導者としての信念に燃える気持ちを再認識したアクアラインでした.