国体での収穫&64m94という記録
9月30日の日記「スランプからの脱出方法」
9月24日に実施された全日本実業団にて,60m28(7位)という記録に終わったENDOコーチに対する内容だった.
その約2週間後の10月8日,栃木県代表選手として臨んだ国体.
64m94で4位入賞.
彼自身の持ち記録からしたら,決して本意ではないはずだ.
しかし,この後半シーズンの調子からすると,現時点の力からまずまずの内容といえる.
技術的にはまだまだ問題点がある.改善点がある.
しかし,競技者として一番重要な「心」がよかった.
試合の内容,雰囲気をみていても常に「戦う雰囲気」があった.
なによりも最終コールの時に「やってきます」といった彼の目がよかった.
お世話になり続けている栃木県には3位という表彰台をプレゼントすることはできなかったが,本当に最低限ではあるがシニア競技者としての仕事はできたのかなと思う.
9月30日からのスタートは無駄ではなかった.
さあ.男子ハンマー界.65mオーバーの選手が増えて来た.
70mを超える記録をもつ現役2名もまだまだ元気だ.
「共に」やってやろうじゃないか.
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国体では全国に散らばって活躍されている,多くの武大OBの方々ともお会いできた.
そうした皆さんのなかで印象にのこっているのが「強くなるための材料なんかいくらでも転がっている.コーチからの指導や練習だけじゃない.図書館にいって.陸マガ,月陸はもちろん,コーチングクリニックとトレーニングジャーナルもすべて読みあさった.自分に大切な部分は全てコピーしてファイルしてある.高い金払って大学にきて,何を学ぶのか? 強くなる方法を学びにきたんだ.他の歴史が長く,有名な大学にいるスター選手よりも強くなるにはその方法しかなかった.信念をもってやった.そして結果を出せば周りが認めてくれた.武大生に必要なのはそういったがむしゃらさです.」という言葉.
日本トップレベルにある競技者全員が,こうした体験をしているわけではない.
しかし,スタート地点が違う我々が,高校時代に自分を磨ききることが出来なかった我々には,こうした「がむしゃらさ」が一番の武器であるはずだ.
何よりも大切なのは気持ち.心だ.
さあ.一日一日が勝負だ.
明日もはれそうだ.
祝日なので午前中練習.
良い練習ができそうだな.
明日も最高の練習を頑張ろう