開門ダッシュ
関東新人.
国立競技場の開門は7時.
宿泊しているホテルからは車で10分強.
関東インカレなどでは多くの大学が参加するため「開門ダッシュ」なる現象が存在する(ダッシュは危ないのでダメですよ).
つまり,各大学のマネージャーが居座る「本部」の場所取りだ.
だから開門前の7時前には,国立競技場前に渋滞ができる.
みな,開門ダッシュのために並ぶからだ.
今回は関東新人.
対校戦ではないため「開門ダッシュ」現象も無いに等しい.
各大学が「暗黙の了解」でそれぞれの場所をのんびりと確保しているだけだ.
全部員の応援もないので,応援席を抑える必要もない(応援席は抽選で決まるか).
だから,どんなに早くても開門の7時に到着するようにすればよい.
しかし,武大陸上部マネージャーと,トレーナーは違う.
関東インカレ同様,6時20分には出発するとのこと.
理由を尋ねると,「例え関東新人で,対校戦ではなくとも,いや,だからこそ再度気合いを入れるためにも,絶対に一番で入場するために朝は早くでます.早起きすれば良いだけですから.」
これこそチームだ.
こうした何気ない,もしかしたらまったく意味のないかもしれない行為の積み重ねをせずに,我々はどうやって勝利へ向かうのだ.
マネージャー,トレーナーも戦っている.