関東新人 勢力図

関東,若手大学生競技者の登竜門である関東新人が終了.

詳しい結果はトップページに記載されるかと思います.


今年度から参加規定の変更が生じ,大学1・2年生しか出場できない,本当の意味での若手のみの大会となりました.



武大陸上部として特に目立ったのが「女子選手の台頭」.


七種競技では武大初の「優勝」

ハンマー投げでも「2位」

やり投げ,砲丸投げでも入賞者を出し,他大学から「おお!?」っと一目置かれる武大女子の頑張りが目立った試合だったかな.

もちろん若手男子も奮闘.

しかし,まだまだ足りないものがある.


それはハート.




経験で劣っていて,

体格で劣っていて,

技術で劣っていて,

実績で劣っていたら何で勝負するか.



もうハートしかないでしょう.


コンチクショー!  という気持ち.

本当にそう思っているならば,勢いのない跳躍や,声のでない投げ,前半から守りに入ってしまう走りなどはできないはずだ.


本来ならば,武大陸上部員だからこそ最大の武器にしなければならないものを失っていないか?


勝負に負けるのはしかたないかもしれない.

陸上競技で「勝った」といえるのは,各種目1人だけだ.

しかし,全力を出さずに負ける,相手に,試合に萎縮して自分に負ける.

そんな負け方では何も残らない.



ファイターたれ.

それこそが目の前にある壁を打ち破る心構えだ.





PS 試合で感じたこととして勢力図の変化.

男子100mのチャンピオンは城西大学

マイルは慶應,明治,城西.

他にも挙げればキリがない.

日本ICでの走幅跳優勝者は大東文化大学だった.

この数年で本当に勢力図は変化している.

指導者の分散,それに伴う関東6大学以外の台頭.

まさに戦国時代だ.

だからこそ,我々はハートを武器に,これまでもっていた武大らしさをさらに強めて勝負するしかない.

武想全進だ.