チームの雰囲気

コーチングスタッフの雰囲気

メディカルスタッフの雰囲気

選手の雰囲気

リレーチーム,トラックチーム,中長距離,フィールドチーム,それぞれの雰囲気



勝負における「流れ」や「アヤ」というものが,本当に存在するのならば,そうした流れを意識させ,作り出すのは雰囲気がなせるものだと思う.

それは決してまとまりが良ければOKというわけでもない.

個性派そろいの集まりだとしても,適材適所のような形ができれば,良い雰囲気は可能であるし,内向的でおとなしい集団でも,内に秘めた志が同じ方向を向いていれば大きな力が出せる.


よい雰囲気を作り出すためには,おそらくお互いを良く知ることが第一だろう.

「あいつ気にくわなねーな」
そんな相手でも,よく知ってくると「まあ,そんな一面ばかりじゃないか」となる.


「あの子面白いな」
そんな相手でも,常にその状況が続けば「うっとおしい」になる.




ユニバーシアードや世界選手権,もちろんオリンピックにおいても同様だが,チームとして共同生活をする以上,可能な限りお互いを尊重する気持ちがなければ上手くいかない.

自分はもう少しPCいじりたいけど,同室の仲間が眠そうだから電気を消す.

音楽のボリュームを下げる.

きれい好きと散らかしっぱなしの妥協点を探る.

先輩,後輩関係を重視する.



良いチームを作るということは,良い雰囲気を作ることであり,良い雰囲気を作ることは勝負の流れを呼び込むことに繋がる.


さあ,明日は最終日.

泣いても笑ってもこれで2011年のユニバーシアードは終わり.

男女ハーフマラソン,男子5000m,そしてマイルリレー.

有終の美を飾るために,一丸となって力を出そう.