勝利とは
すいません.ドタバタしていて日記更新してませんでした.
関カレ前半戦が終了.
かなり厳しい戦いです.
今回の武大は取りこぼしがあったせいもあり,二部陥落の危機にさらされています.
取りこぼしてしまった選手を責めるつもりもないし,悔しがって涙を流しても過去にもどれるわけではない.
ならば前を向いて,今週末の後半に賭けるしかない.
誰がヒーローになれるのか.頼むしかない.
もちろん女子についても同様.
入賞ゼロという状態.今週末は七種競技があるので,碧と実希子に期待だ.
さて,今日は「勝つ」という話.
勝負の世界でアツクなると,必ず「根性」や「モチベーション」などが勝利のための絶対条件として挙げられる.
「自分に勝つ」も同じ.
でも,違う.
「勝利すること」と「自分に勝つこと」は必ずしも同列ではない.
極端な話,自分に負けても相手に勝てば「勝利」である.
どんなにだらしなくても,人間的に問題があっても,相手に勝てば「勝者」なのだ.
自己ベストにはほど遠い結果でも,相手より記録が上回っていれば「勝者」である.
このシンプルな掟をねじ曲げてはいけない.
「勝つ」とは文字どおり相手よりも良い記録を出すということ.
逆に言えば,「相手に自分より悪い結果を出させる」ことも勝利の方程式である.
おそらく「勝ち方を知っている人間」というのは,そういうことができる人間ということだろう.
ウォーミングアップエリアで,「いかにも強そう」な態度で,「一番調子良い部分」もしくは「一番得意な部分」だけを見せ,相手をひるませる.
相手から「調子どう?」と聞かれたら「絶好調にきまってるだろ? 何当たり前のこときいてんだよ.」と切り返し,相手をひるませる.
勝負師とはそういうもの.