我が子を勝浦の地へ送ってくださっているご両親の皆様へ
我が子を勝浦の地へ送ってくださっているご両親の皆様へ
現在,国際武道大学陸上競技部は「通常どおり」グラウンドにおいて練習を行っています.
しかし,それは学生の意思であり,有志で行っているものです.
決して陸上部として強制しているものではありません.
もちろん「強制していない」といっても,練習している学生が多い中で自分だけ実家へ帰るというのは言い出しにくいかもしれません.
出来る限り,そのような空気を作らず,何かあればいつでもコーチングスタッフに相談してもらえる環境を作っているつもりです.
もし,皆さんのお子様が「帰りたいけど言い出しづらい」と考えているようでしたら,ご両親からでも直接私に連絡していただいてかまいません.
非難もしませんし,他の部員も分かってくれるはずです.
また,多くのご両親が心配なさっているであろう放射線による被害ですが,福島の原発から勝浦は200km以上離れており,放射線の影響はほとんどないと考えられます.
もちろん,私は専門家ではないため,軽々なことはいえませんが,私の知人であり,信頼できる医師の意見を中心に,我々が手にすることができる情報を数点ですが貼り付けておきます.
いずれも,勝浦の屋外で練習をすることには何ら問題はないという考えを支持するものです.
いえ,むしろ「勝浦でさえ,放射線被害が心配である」という情報を手にすることのほうが,はるかに難しいでしょう.
http://www.komatsuyutaka.com/kolog/
http://clip.kwmr.info/post/3896045912
http://www.tomabechi.jp/archives/51239062.html?ignore_lite
http://getnews.jp/archives/105218
番外編「うんち・おならで解説する原発」
http://togetter.com/li/111871
もし,お子さんのお体が心配でしたら,まずは交通事故,停電(こちらはしていませんが)による影響,買い占めなどによる食糧不足のほうが優先順位は上になるかと思います.
また,大学では危機管理対策本部が設置されており,毎朝勝浦の現状と大学の状態を確認,管理されております.
もし,大きな問題が生じたら,即座に全学生,全部員へと連絡が届く体制はできております.
勝浦の地にいる我々陸上競技部にできることは,今までと同じように練習に励み,心身を鍛え,来るべき試合へ向けて力を蓄えることだと確信しています.
どうかご心配なさらずにお見守りください.
監督 眞鍋芳明