陸上部 卒業記念品授与式
今日,練習に顔を出すと,跳躍ブロックに所属している元主将が
「跳躍ブロックで義援金集めました.そしたら54,000円になりました.さっきファミリーマートで募金しました」
跳躍ブロックにはOB・OGを含めて東北地方出身が多い.
自分たちの仲間を助けたい.なんとか復興してもらいたい.
そうした思いが集まっての行動だったようだ.
嬉しいではないか.
彼らは彼らなりに,自分たちが出来ることを考え,実施している.
Twitter上で興味深いブログを見つけた.
http://xdl.jp/diary/index.html#20110313
被災者じゃない(我々が被災者かどうかの判断は個々にゆだねる)者が,被災者そして被災地に対してできることは極めて少ないということだ.
だからこそ,MNBは「出来るだけ普段通りに出来ることをやろう」といっている.
もちろん,危険だから中止という判断は重要だ.
残念ながら,明日実施予定であった国際武道大学卒業式は中止となった.
諸事情を鑑み,危険と判断した結果の中止だ.
しかし,世の中には「不謹慎だから」という理由でイベントを中止していることも多いようだ.
ちょっと待ってくれ.
不謹慎ってなんだ?
「震災している人達のことを思うと...」っておかしくないか?
可愛そうだからという理由で,生産活動を放棄するのはおかしいだろう.
本当に可愛そうと感じ,一刻もはやい復旧を願うならば,どんどん仕事をして,どんどん活気づけることこそが一番重要なのではないか? (もちろん相手に迷惑が掛からないことは前提だ)
今回の震災に限らず,多くの「不謹慎」という言葉は,実際に被害に遭っていない人間から出ていることが多いような気がする.
眞鍋は被災しているわけではない.
被災者の方々が抱える気持ちは一生分からないだろう.
だからこそ,今できることを一生懸命やる.それが一番重要だ.
明日,卒業式の後に行われる恒例の陸上部卒業記念パーティーは,会場の都合もあり残念ながら中止となった.
しかし,卒業生を祝う式典は実施する.
卒業証書授与の後,14:00から8401教室にて「卒業記念品授与式」を実施する.
参加できる数少ない卒業生を,皆の代表だと思って全力で送り出す.
全力で卒業おめでとうと祝う.
そして,いつか今回集まれなかった卒業生を皆集め,再度盛大に祝おうではないか.