鈴木知
アスリートはアスリートとして出来る事を.
そして,我々指導者は指導者として出来る事を.
MNBの恩師は「アスリートと指導者は同一人物の中に同居できない」といった.
ならば,我々はアスリート(というかエセアスリートww)という立場,考えではなく,指導者としての立場で考え,行動しなければならない.
未曾有の災害を迎えた指導者・教育者ができることはなにか.
決まっている.
日本を元気にしてくれるアスリートを一人でも多く量産することだ.
さあ,武大卒のアスリートよ.
頑張れ! 頑張れ!
日本を元気にしてくれ!
そして武大OB/OGの指導者達よ.
日本を元気にしてくれるアスリートを一人でも多く育てよう!
頑張れ! 頑張れ!
「イ〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ヤッホ〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
これは武大が誇る歴代応援団長の一人.
「鈴木知」が生み出した応援だ.
詳しくは武大陸上部HP
http://www.geocities.jp/ibu1984tfc/
を開き,左のボタン「IBU写真」をクリック.
その後,下にスクロールし,「2006年度の写真」を見つけてほしい.
そして,「5/8 圧倒的応援練習」をクリック.
ヤンキーこと,「鈴木知」の勇姿が現れる.
同じく2006年度の写真,特に関東インカレに関するものをみてほしい.
前年度,武大陸上部は2部に落ちた.
皆で泣き,雪辱を誓った.
そして,翌年の2006年度.
「圧倒的勝利」をスローガンに,関東インカレ2部を戦った.
その応援.中心的存在となったのがヤンキーこと,鈴木知だ.
彼の応援があったからこそ,圧倒的勝利をおさめることができた.
ハンマー投げに出場した遠藤は,1部を上回る記録で優勝し,その後全日本インカレを2連覇,関東学生新記録を樹立し,国武大陸上部のシンボルとなる.
そして,鈴木知は,今避難所にいる.
今回の災害により,彼の家は津波で倒壊したそうだ.
それでも彼は生きている.
多分,彼がこの日記を見るのはまだまだ先だろう.
けれども,彼が残した情熱は,我々を燃やし続ける.
知.頑張ってくれ.俺たちも頑張る.
苦しいときは,君が編み出した
「イ〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ヤッホ〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
を思い出してくれ.
圧倒的復興を果たそうではないか.
この日記を見れなくとも,我々の思いが届くことを祈る.
耐えよ.頑張れ.
そして,だれか知に伝えてくれ.
今も武大陸上部は君の安全を祈り,頑張っていると.