ヒトの運動方程式

そのヒトがもつ重さと軽さ。


重い物体はなかなか動かすことができない。

けれども、一度動き、そして勢いに乗ると突き進む。


軽い物体はすぐに動かすことができる。

加速させるのは簡単。停止、方向転換するのも簡単。





ヒトにも重さと軽さがあると思う。


軽さをもったヒトに対して、必要以上の力を加えると大変なことになってしまう。


重さをもったヒトに対して、方向転換をさせるのは難しい。




こうした重さや軽さというのは年代、つまり育ち方や環境にもよるし、そのヒトがもつ根っこの性質にもよる。

さらにいうなれば、部分的に重さと軽さが異なることもある。




我々教員は、教え子が持つ重さと軽さを見極め、最適な指導をしなければならない。



重い場合は大きな力で。

軽い場合は軽快に。