ディーラー
訳あってディーラー巡り.
ミニバンと呼ばれる箱形の自動車を調べにいくためだ.
まあ,MNBはさほど興味はないのだが・・・家族のことを考えると,1台くらいはあってもよいかなと.
あ,妻の車です.ご心配なく.
さて,巡ったディーラーは5件,4メーカーを渡り歩き,車種を比較.
TOYOTA:アイシス,ヴォクシー/ノア
NISSAN:セレナ
HONDA:ステップワゴン
SUBARU:エクシーガ
エクシーガ,アイシスを除くと,すべて箱形,いわゆるMサイズボックスミニバンと呼ばれる車.
まあ,大きな差異はないわな.
で,それよりも格段に差があったのがディーラーの対応である.
いつもはSUBARUしか出向かないので,比較しようがなかったが,今回のように4社もまわると,その対応の格差に愕然とする.
流石のTOYOTAである.
もう,まったく対応が違う.
車で突入するなり,ドアの前にセールスマンが立っているではないか.
「なにかお探しでしょうか? よろしければ,私,○○が担当させていただきますが?」
コーヒーや子供用のジュースはもちろん,娘に風船におもちゃ,お菓子まで.
補助金が打ち切られた時期にくる客は金をもっている(?)と判断したのかどうかはわからないが,接客の素晴らしさは抜群だった.
「他のメーカーにある競合車と比較した,この車の長所を教えてください」という質問に,最もわかりやすく,スムーズに答えてくれたのもTOYOTAであった.
しかし,面白いことに車のメカニズムに関してはタイシタことないのだ.
ヴォクシーの最大馬力発生回転数は? 最大トルクは? 横滑り防止装置は? 最小回転半径は?
車にはあまり興味はないのだろうか.
これに対しSUBARU.
もうね,なんか「車売る気ないだろ(笑」という対応.
まあ,今回はオイル交換で立ち寄ったのだが,インプレッサの走行距離が14万キロを越えているのは知っているのだから,そろそろ「次のインプどうですか?」の一言もあってよいだろーに.
「エクシーガ試乗できます?」の妻の一言に,「どーぞ.MNB様ならいくらでも,どこでもいってきてください!」と言ってくれたのは嬉しいのだが,「是非ご検討を!」の一言も無いのは,車を売る気がないとしか思えん.
しかし,面白いことに,SUBARUの店員は「やたらと車に詳しい」のだ.
エンジンスペックやら,ボディサイズ,その特徴まで事細かに説明してくれ,さらに質問すると,メカニックまで出てくる(笑
まあ,車が好きで仕事をしているのだなと感じたが・・・・接客は30点だ.
NISSANとHONDAはどちらもその中間という感じ.
中途半端だと「印象に残らない」ということを再確認した.
あ,HONDAは好印象だったか.
閉店間際だったにも関わらず,わざわざ別の駐車場から試乗車をもってきてくれ,ことこまかに説明してくれた点は好印象だった.
MNBのインプレッサにも,大分食いついてきたし.やたらとCIVIC Type Rを勧めてくるし.
様々なディーラーを比較することで見えてくる「プレゼンテーション能力」の差.
車の性能が大差なければ,ディーラーの対応によって購入に踏み切る人は多いはずだ.
TOYOTAは,そこのところを良く解っている.
SUBARUは,そこのところを全く解っていない.
売れ行きに差がでるのも当然である.