現場の声
39コーチと食事をしていた.隣はおそらく土建屋さんの団体5名.
その会話が大変面白かった.
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最近の若手は欲がねーんだよ.
車には興味ないし,一軒家なんて考えたこともないんだろな.
俺らみてーに釣りやゴルフもしないから金がかからないし.
むしろ「金がかからない趣味」が人気あるみたいだな.
ゲームしかり,携帯しかり.
エコだかなんだか知らないが,金がかからないことは良いことという風潮があるよ.
それで問題なのが金を必要としないから,一生懸命働こうとしねーんだよ.いや,目的があればやんだけど,金を稼ぐことの重要性というか,稼ぐことに対する欲求が少なく,どちらかというと「やりたい仕事」「やりがいがある仕事」ばかりを欲してんだよな..
だから仕事に耐えられないんだよ.多分.
俺らの時は,とにかく車が欲しかったから,一軒家に住みたかったから,つらい仕事でも一生懸命耐えて頑張ったもんだ.
なんか,そういう気概が足りねーんだよな.ガッツというかさ.
あとさ,礼儀だよ礼儀.べつに頭わるくてもいーけどよ,礼儀がなってねーと,俺らも仕事教えたくなくなるよな.
だから,そういう意味で「プロフェッショナル」になるのはむずかしーんじゃねーの.今の子らは.俺はそう思うね.
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思わず39コーチと頷きながら聞き入ってしまった.
我々,教育者に求められる指導について,非常に考えさせられる内容だ.
現場の生の声が聞けて有意義な昼食だった.