Japan cup 日本は強い!

Japan cupを見ました.あ,中国は出場していないが,国際試合ね.


内村選手

山室選手


のコメント.

二人とも優勝や準優勝に関してのコメントはなかった.

ワンツーフィニッシュに関するコメントはなかった.

自己ベストに関するコメントも無かった.


二人とも「自分が目指すもの」に関してのコメントだった.




日本の体操界.黄金期を迎えつつあると言われているようだ.


その黄金期において,Japan cupの個人戦に出場した二人が,勝利について述べていない.

完全に自分の演技,目指すところに到達できていないこと,その理由について述べていた.



勝つ.というのではなく,結果的に「必ず勝っている」


そんな,王者の貫禄さえただようインタビューに感じた.


体操競技の世界でJapan cupがどれだけ重みを置かれているかについてMNBは知らない.

知らないが,TV中継まで行い,嵐の相葉君まで引っ張りだしていることを考えると,かなり力を入れているに違いない.

にも関わらず,あのコメント.


体操競技界では,強化と普及がまったく異なる路線で動いているのか,選手とメディアとの分離が完全になされているのか,それとも二人が所属する大学での教育の影響なのかは分からないが,自分を貫く姿には感動する.


勝つためには○○○○が必要だ.

だから,今は○○○○しか考えない.


選手がそこまで競技に集中できる環境を作ったことがすばらしい.

監督は,コーチは,マネージャーは,トレーナーは,そしてスタッフ全員はどのような活動を行っているのだろう.


素晴らしいの一言であった. 本当におめでとうございます.





そのなかで,大変気になった,いや,共感できたシーンがあった.


それは今度のMANA勉強会で述べよう.


デカスリートであった真鍋芳明は間違っていなかったことが証明されたと確信できたシーンであり,ある意味ではトレーナーに衝撃を与えるシーンでもあると思う.

MANA勉強会参加者のみんな,気づけるかな?

お楽しみに