不快だ

久しぶりに不快な思いをした.

朝,駐車場に車を駐め,学内へ.


ある部活に所属している学生.

こちらをじっと見つつも,挨拶は全くなし.


まさかMNBを知らないわけではあるまい.

用事があって,もういちど通り過ぎた時にも挨拶は無し.

気分わるいので,こちらから「おはよう!」

が,返事はイマイチ(偏見からそう感じてしまっているのかもしれないが).というか,女の子は返事すらできず.


間違えないでほしい.

不快に思ったのは,「挨拶ができない」ことに対してではない.

彼ら,彼女らは,間違いなく自分の部活動ではしっかりとした挨拶や,礼儀正しい行動をとっているはずなのだ.

事実,その部活のコーチ,部長をMNBは良く知っている.

が,しかし,その先生や先輩がいないと挨拶ができない.

表裏の差が激しい.



MNBもひょっとしたらそういう教育をしてしまっているのではないかと考えてしまった.

陸上部では常日頃から「挨拶は最も重要な礼儀の一つ」と教えており,礼儀を欠いた体育人ほど恥ずかしいものはないと指導している.

時には厳しい指導も行うが,それはその人間性を高めてほしい,それがいかに重要なのかということを知って欲しいからである.


しかし,厳しい指導が「先生の前だけしっかりしなければ」という考えを生み出してしまっているのかもしれない.

そう考えると,自分の指導力の無さに不快になる.


挨拶ができれば良いのではない.

挨拶をするという行動の奥にある人間性を高めてほしいから,挨拶が重要なのだ.