2010関東IC 壮行会

壮行会での金子主将

「今,代表選手として壇上に立っている俺たちを,真っ直ぐ見ることができない選手もいると思う.でも,それでいい.今はそれでいい.大丈夫.その悔しさは,俺たちが国立のグラウンドではらすから.俺たちが,皆の思いを背負って戦ってくる.だから応援してくれ.皆の力を結集して戦いに行こう.」

目頭が熱くなりました.



皆はなんで陸上競技をするのか

関東インカレで表彰台に上がったら,何がもらえる?

日本チャンピオンになったら,何が手に入る?

自己記録を出したら?

トレーナーで選手を支えるのは何で?

マネージャーとして,裏方にまわり,胃が痛くなるような仕事を引き受けるのはなんで?

なんで,関東ICにチーム一丸となって立ち向かうのか?



感動したいからなんだよ.



一生懸命戦って,一生懸命支えて,一生懸命努力して,その先にあるものを手に入れる.

一番の対価は「感動」なんだよ.


お金が欲しいからじゃない.

名声が欲しいからじゃないんだ.


努力したその先にあるものを,わかりやすい形でつかみたい.

誰からも「すごい.よく頑張ったな!」と褒められたい.

みんなで「俺たちやったな!」と喜びたい.

「あいつ,よかったなぁ」と思いたい.思われたい.



感動を得るまでの軌跡,その背景は人間を大きく成長させる.

感動を得ることで,「俺たちは間違っていなかった」と確信を持てる.

ヒトとして大きく成長するために,チームで関東インカレに挑む.

我々は国際武道大学陸上競技部である.



PS
壮行会で流した動画は,写真判定室のPCに保管してあります.