想いをカタチにする = 基礎陸上競技フィールド種目指導法
基礎陸上競技フィールド種目指導法
「想いをカタチにする」
この授業は「指導法」を学ぶものである.
受講したからといって「高く跳べる」とか「遠くへ円盤を投げられる」ようになることを目的としていない.
一人前の指導者になるための「スキル」を身につけてもらうことが目的である.
そのためには,私にもスキルが求められる.
陸上競技のすごさ.それは一目瞭然である.
自分が一生懸命投げても10mしか跳ばない物体を,MNBがかる〜く「ヒョイッ」とほおるだけで40m以上飛ぶ.
「うぉ! すっっっっっげ〜〜〜」
なぜこのような現象がおきうるのか説明する.
しかし,それ自体はたいしたことない.
重要なのは,「その現象を生じさせることができる授業はどうやったら成立するのか」を教えることだ.
そのためのスキル.
体重移動.言葉ではしっているけど,では,どのように,どういった感覚が正解なのか.
腕をはやく振るには,どこをどう意識すれば良いのか.
そして,それを「他人に知ってもらう」ためにはどうすればよいのか.
知って欲しい.出来てほしい.気づいて欲しい.楽しんで欲しい.
MNBの授業は,MNB自身の想いをカタチにするためのツールでもある.
さて,これから1限目.前回はあいにくの雨天だったが,今日はグラウンドで授業ができそうだ.
同じく「想いをカタチ」にしようと,ヨルダンで頑張っている武大OBの斉藤秀氏へ「シューッ!募金」.
朝の缶コーヒー代を募金して,授業を頑張ろうと想う.