良い土壌という伝統
武大陸上部のOBが活躍している.
ミキハウスのモーゼス選手
織田記念陸上での4位入賞
チームアイマの秋本選手
先日の静岡国際で,並み居る日本代表選手を蹴散らしての2位!
本学職員の遠藤選手
招待できている外国人には負けてしまったものの,こちらも日本人としては3位!
日本グランプリシリーズ.これまで全てのグランプリにおいて,国際武道大学関係者は入賞しているという事実.
そして,そういった選手が今も学生とともにグラウンドで汗を流しているという事実.
陸上競技部には,日本トップレベルの競技者を育成する土壌がある.
丹念に雑草を抜き,良い肥料をまき,こまめに水をやる.
ときに耕し,ときに害虫を取り除く.
毎日.毎日.
こうして作られた良い土壌があるからこそ,様々な種目で活躍する選手がでてくる.
それが武大陸上部の伝統だと思う.
先代部長の岩壁先生.
岩壁先生は400mHを専門とされていた.
だからハードル関係でインカレチャンピオンが出るのは,予想の範疇.
岩壁先生ならやるだろうと.
現部長の前河先生.先生は中長距離が専門.
だから800m以上の距離なら,やはり同様.
でもちょっとまってくれ.
110mHだけではない.中長距離だけではない.
ここ近年で上位入賞者を出している種目なら,もっとあるぞ.
これこそが武大陸上部の伝統でもある.
各種目を専門とする指導者が大勢いるわけではない.
しかし,どの種目にも対応できる人間を育てる土壌がある.
アスリートを育成する土壌がある.
それが武大陸上部の伝統だ.
どんとこい! ってんだ.