授業

静岡県城北高校での出張授業.

テーマはおなじみ.だが,話す内容や感じは変化していく.
内容や伝えたいことは同じでも,その過程は異なる.

授業に最高などというものは無いだろうし,
指導に最高という方法は無いだろう.
有るとしたら,それは教育者として,指導者としてのオゴリであり,その瞬間から成長は滞る.

2880時間の話.今は350円の話に変化している.
大学の役割と高校の役割.今は「つばめ返し」の話へと進化している.

相手の手を叩くというゲーム.必ず叩ける(と思っていた)方法がある.
・・・と思っていたら,条件付きではあるものの,それをなんとか躱せる技法が見つかる.


叩くのではなく「翻す」
躱すのではなく「落とす」


全ては目的を達成しようという思いを源泉とする,発想の転換から生まれたもの.

MNBが関わっている陸上競技

チャンピオンになることが重要なのではない.

「どうやってチャンピオンになるのか」が重要であり,
「チャンピオンになってどうするのか」を考えなければならない.
しかし,そのためには「勝たなくてはならない」.

無刀の境地に達するまでには,刀を使い続けなければならないのと同じ.



非常勤講師を勤めている日本女子体育大学からテーピングマッサージ実習の授業評価の結果が届いた.
「一番面白い授業でした」
「熱くて,本当に楽しかった.もっと受けたかった」
「あっという間に時間が過ぎてしまった.もっと時間を増やしてほしい」

ありがたい.
しかし,本当に伝えたいことは伝わったのだろうか.
どうやったら確信を持てるのだろうか.
常に模索は続く.