ボランティア
また東京マラソンネタ
行きの電車で「明らかに東京マラソンでボランティア活動をする」であろう学生と同じ車両になった.
「ボランティアって,チョーうざくない?」
「だよね〜 何がたのしくって他人の世話をするわけ〜」
「あ〜 あたしマジやりたくない,つーか,ね〜む〜い〜」
ボランティアの原義は「志願兵」
転じて,古典的定義としては自発性、無償性、利他性に基づく活動とある.
わかっている.わかっている.
彼(女)らが「自ら望んで東京マラソンを盛り上げよう」としているわけではないことは.
おそらく,大学のゼミや,なんらかのしがらみによって参加することになったのだろう.
やる気の無さが事故に繋がりにくい部署でのボランティアであることを願いつつ,ビッグサイトへ.
メディカルスタッフミーティングの後,ボランティアスタッフも集めて,あらためて救護活動に関する説明をしようとしたとき,MNBは凍り付きました.
・・・・そう.電車のなかで面倒くさそうに話していた学生がいたんです.
よりによってメディカル...一番キツくて,一番責任も重大な部署に...orz
もうこうなったら嘆いてもはじまらない.
君たちがやろうとしていることは,本当にすばらしいことであると洗脳するモードへ.
十分な説明をしたのち,いざ大会スタート.
・・・MNBの心配は杞憂に終わりました.
最初は「オイオイ大丈夫か?」と感じた点もあったものの,すぐに「なかなかやるじゃないか」へ.
慣れてきたころには「疲れたでしょ? ちょっと休んでていいよ」の言葉に「大丈夫です! 大分仕事内容が分かってきたんで,最後までこのペースで続行しましょう!」と力強い返事.
終了後は「ありがとうございました.大変だったけど,本当に良い経験ができました!」
うーん.
電車のなかの言葉は何だったのだろう.
昔のヤンキー(今はヤンキーなんていない?)のように,もしくは反抗期を迎えた息子が親にたいして天の邪鬼的態度をとるようなものか?
朝だから眠くてめんどくさくて,つい軽口を叩いてしまった?
今の学生に共通していることかもしれません.
先生の前では「ぜひやらせてください!」
友達の前では「マジめんどくせー.なんなんだよな〜」
どちらも本性.
言葉だけに惑わされてはいけません.
このブログをよんでいる学生諸君.
MNBに答えを教えてくれ〜