陸連合宿 「その筋肉,本物ですか?」
ヘイメン! お元気ですか?
っと,おかしなテンション.
誰かさんの冒頭をまねしてみました.
え〜,ただいま陸連混成部の合宿でNTCにいます.
プロコーチと呼ばれる方の姿勢にみならう事があります.
気づいた,というより理解して言葉にできるようになったこと.
まあ,MNBのような若造(おそらく関東学連に所属している有力大学で一番若い監督でしょう)の戯言だと思ってください.っていうか,こんなこと当たり前のことか.
その練習メニューのボリュームは,「必死にシェイプ」して,そうなったのか.
それとも,「ただマッチョにしようとして」そうなったのか.
ということ.
ここには,天と地ほどの違いがあります.
経験の浅い学生選手が立てるメニューは後者が多い.
とにかくやらなきゃという気持ちで立てるから,どーもムダが多い.
見せるための筋肉に通じる,魅せるためのメニューになっていること多々あります.
だって,たくさんメニューあったほうが「強くなれそう」だもんね.
とりあえず筋肉ムキムキのほうが「強そう」だもんね.
意外と,そういうメニューの立て方に陥っていることってあるんじゃないかなと思います.
それに対して,優れたコーチというものは,メニュー立てるとき(ボリュームを増やすとき),前者の戦略をとります.
やらねばならぬことはたくさんある.本当に星の数ほどある.
けれども,それを全部できるわけがない.
その選手に残された時間.
大学1年生ならあと実質3年間.
そんななかで,遠回りはできない.
多少,強引な方法でも,教科書とは違う方法でも,なんとか仕上げなければならない.
必死にメニューのボリュームをシェイプする.
結果,非常に栄養価の高いメニューが仕上がる.
中身がギッシリつまった筋肉ができあがる.
これ,強いです.