練習は本番以上でもある

日本Jrと大学対校混成が終了.

日本Jrでは野島が雪辱.

見事インカレチャンピオンを撃破して初の栄冠を手にしました.

ジュニア規格なのでハンマーが軽い,早生まれで二年生だから有利,パワーで投げるタイプではなく技術でしのぐタイプ・・・

様々な要因はあるかもしれませんが,勝利は勝利.


1年生インカレチャンプである知念君@順天堂大学を下し,さらに高校記録保持者を下しての勝利はお見事の一言.

おめでとう!


一方,大学対校では・・・まあ,惨敗という言葉を使わざるを得ないのではと.

眞鍋の責任でもあります.

けれども,悔しい思いをしなければ大きな飛躍はない.自分自身が甘かったという気持ちを胸に,武大最終,そして冬期へつなげて欲しい.

そういう意味では最高の終わり方だったのかもしれません.








・・・・こうした報告を受けた後,ひとりでビールを飲みながらTVをつけると,ちょうどフィギュアスケート グランプリシリーズフランス大会に出場し,2位になった浅田選手,つうしょう真央ちゃんのインタビューが.




「練習で出来ないことが試合で出来ることもあるので」




・・・ありえないでしょ?

そんなものを期待するようになってしまった?

練習で出来ないことを試合で出来るというのは,試合ならではの雰囲気や集中力によってなせる技,もしくは確立上の問題のどちらか.


そんなことに期待しては,勝負師としては失格です.


競技が異なる上に,お会いしたこともないので何とも言えませんが,もともと浅田選手はそんなことを言う選手ではなかったと思うのですが・・・

一体なにがあったのでしょう?






練習で出来ていないことを期待している段階で,すでに負けを認めているようなもの.

たとえ勝てたとしても,それはたまたま.



試合だから集中力が高まり,練習よりも良い動きができるのは当然ではない.それは集中力が足りないだけ.


競技は漫画ではない.練習にもっと集中せよ.







二週間後には武大最終(競技会)



これが終われば鍛錬期がスタートする.


ここに誓う.MNBが指導して来たどの年よりも,厳しく,かつ緻密で充実した冬期練習にする.


練習で自信をつけなければ,それはただの博打である.


まずは練習で最高のパフォーマンスを.