磨き続けること

君たちはやればできるはず.
自分自身の磨き方をしらないと,磨きようがない.
磨けていることに気づけない.


競技部で指導をしていると,そうした多くの学生を目の当たりにする.
「磨く」というのは,非常に果てしない作業である.
「えぐる」は論外,「削る」でもない.「磨く」のだ.
錆び付いた鉄球を布で磨く.丁寧に,丁寧に,何日もかけて磨く.
磨き続けることができれば,いつしか錆は落ち,綺麗な表面が顔を出す.
そしてさらに丁寧に磨くことで,限りなく真円に近い球へ,そして輝く玉へとたどり着く.


すぐに結果はでない.
大事なのは,その努力を続けること.
続けていればいつしか光る.
サボってしまった分だけ,錆はつく.


学生諸君 自分で諦めてはいけない 磨き続けよう