次世代へ
国士舘大学大学院 右代啓祐君が十種競技にて7856ptの日本歴代三位の記録!
日本グランプリシリーズ群馬でたたき出しました.
圧巻だったのは9種目めのやり投げ.
8種目終了時点.9種目めのやり投げで自己ベスト級の70m,そして1500mでも自己ベスト級の走りができれば,7900点という歴代二位,現在の日本陸連混成強化部長である松田先生の記録を超える!
一投目,失敗投擲ながら62m.これは期待できる.
その傍らで日本ジュニア記録越えを狙う早稲田大学1年生の土井も63mの自己ベスト突破!
異常な盛り上がりを見せる我々陸連側&応援団
それに後押しされて気合いが入る右代.
すでにZONEに入っていることは誰の目にも明らかに.
そして気合いと共に投げ出されたやり.
いつまで経っても落ちてこず,後方から見ている我々には距離が確認できない.
しばしの沈黙の後,表示された記録.73m86
!!!!!!!!!!
身長196cm,クリーンで150kgを挙上する巨人の底力はすさまじい.
その後の1500mでは,流石に疲れがあったのか7900ptには届かなかったものの,見事歴代3位でフィニッシュ.
ひさしぶりにZONEに入った人間を見ました.
あれは本当に気持ちが良い.
競技者として到達できる最高の状態.こうした大記録,大幅な自己ベストを更新するためには必須の条件かもしれません.
いや〜 すっげえものを見せてもらいました.気持ちよかった〜
右代!おめでとう! ・・・・つってもまだまだ成長してもらわんとな.
・・・・ちなみにウチの小堀選手(1年生:同時開催の日本Jr選手権に出場)はボロボロでした.
調整ミス,足首のケガ,理由は様々でしょうが,全ての種目でたたきのめされ,とても大きな勉強代を払ってきました.
まだまだ未来のある選手.これをバネに飛躍してくれるでしょう.