YDIから「理念先行型会社」とかの話を聞いていて,感じたこと.

これは決して組織だけでなく,人間そのものにも当てはまるということ.

他人に言われたから何かをやる.
そうした考えでは,大きな何かを成し遂げることはできまい.

自分がやりたいから,自分でやると決めたからやる.
それは,自分自身の問題であるから,他人にどうこう言われようが,関係ない.やるからにはやるんだ.


トップアスリート,成功している会社の社長,事業家,親分


大人物と呼ばれるような人間ってみんなそうであるはず.


自分の中に柱があって,それは決してぶれない.

その柱は利益や損得とは関係のないところにある.


それは自分勝手と言われようが,不器用と言われようが,ムダだと言われようが,「自分自身そのもの」であるため,動かすことは出来ない.


けれども,ぶれることがないから,風当たりの厳しいときほど強い.



景気が良いとき,調子が良いとき,流れが良いときは,柔軟な考え方のほうが強いことがあるかもしれない.

けれども,それではヒトはついてこない.

ヒトは芯のある,強いひとにあこがれる.


どれだけ堅く,ぶれない芯を持つことができるか.



優れた理念とは堅い芯のようなもの.全てが堅く,ぶれない理念の下で決定され,動く.
判断基準がぶれないから,誰にも理解ができる.たとえ,反対意見だとしても,理由をもった反対意見が生まれる.そうして組織は,人間は成長していく.


理念を持つことは簡単.それをいかに堅くできるか.ぶれずに通せるか.それが難しい.