国際武道大学陸上競技部 5大理念

我らが国際武道大学陸上競技部に5つの理念が誕生しました.
こちらからごらんください.

元々,「部訓」なるものを作ろうと考えていたのですが,それをあたためていくうちに,YDIコーチを中心としたスタッフから「理念」を作ろう!という案が生まれ,ついに完成しました.

陸上競技は競技であるために,その目的は「時間を縮めること」「距離を伸ばすこと」の二つに集約されます.
それがあってこそ,競技であり,競技者である.

「じゃ,その過程は?」 と問いかけられた時,どうするのか.

勝利は素晴らしい.敗北は悪である.
もし,武大陸上部がプロチームであれば,それで良いのかもしれませんね.
今,勝てない原因はなにか? それを一つずつつぶしていけば勝てるだろう.

しかし,我々は違う.

勝利という,最も重要なことを得る過程,その過程にはヒトが競技者として,一人前の大人として,日本のエンジンとして成長できる「何か」が必ず存在します.その存在を,言葉として表現したのが,この「5大理念」です.

陸上競技で勝つ,陸上競技で成長する! やってやる! という我々の持つ精神性の根底に流れているのは,間違いなくこの理念であると確信しています.

自身らのVISION(未来像)を定め,PASSION(情熱)を燃やす.
燃えたぎるPASSION(情熱)を持って,MISSION (社会的使命)を担う.
MISSION(社会的使命)をクリアするためにACTION(日々の行動)を起こす.
そして,ACTION(日々の行動)の根っこにあるのは,武大陸上部で培ったPRIDE(誇り)である.


我々はPRIDE(誇り)を育てる.
そして,それはただ受け継ぐようなものではない.


武大陸上部は,たかだか四半世紀しか存在していない,まだまだ若いチームである.そんな若いチームにこそ作って欲しいもの.それがPRIDEである.

歴史のあるチームであれば,おのずとPRIDEも生まれよう.
しかし,それは自分自身のPRIDEではなく,人から授かったPRIDEではないのか? 本当にそれでヒトは動くのか?

我々はそれではいけない.
自分たちでPRIDEを作り,それを誇る.
そのために何ができるのか.何をするべきなのか.何をしなければならないのか.


市毛初代部長,高橋部長,右田部長,そして昨年退官された岩壁達男部長に,前河洋一現部長.
偉大なるチームの長が指導されている我が陸上部.

時代の違いはあれど,武大陸上部はこうした考えのもとで運営,教育されてきたのではないかと思います.

18 Feb 2009 国際武道大学陸上競技部に新たな1ページが誕生しました.



熱の入っていないVISIONなど意味が無い.
誇り無きPASSIONなどあり得ない.
誉れを抱けないMISSIONなど必要ない.
ACTIONを支えるPRIDEを育てる.
それが国際武道大学陸上競技部