理念の下の勝利

新入生合宿という一大イベントが終了.

実はコレ,結構大変なんです.


色々と準備しなければならないもの・・・・というのはそれほどないんです.

しかし,準備してあげたいもの・・・がたくさんあるんですね.


つまり,ただやるだけなら宿舎と食事を準備して,練習させれば良いんですが,「この新入生合宿を何故やるのか?」と考えると,やらなければならない事ではなく,やってあげたい,やってあげた方が良いだろうという事がたくさんでてくるわけです.

その中で,現実的に実施可能な事を選択し,練っていくわけです.

新入生に合った練習はもちろん,この時期,この年代にクリアしておいて欲しい練習課題,基礎,食事ももちろん,夜はミーティング.

3日間連続で,コーチングスタッフが入れ替わり立ち替わりで講義をします.

入部後の傷害予防に着目した体力測定ももちろん実施.

朝練の内容だって考えた上に決定されています.

この朝練には全ブロック長が自主的に参加.これもすばらしいこと.



というように,やってあげたいことをしっかりとやってあげる.

スタッフはだれも文句言いません.だって,ウチのチームがより良い方向へ向かうために,自分たちが考えてやっていることだから.



そうしたチームとしての「理念」それがもうすぐ形となってHP上にアップされます(来週中には).


スポーツにおいては,皆がまず一度虎を目指す.頂点を目指す.勝利を目指す.勝ち負けがあってこそ競争・競技である.

そして何とかして勝つための方法を考える.実行する.それが競技である.


しかし,なんの理念,考えも持たずに,ただ強くなることだけを実行してしまうと,各個人がバラバラに勝手に練習をすることになる.

誰もが自分だけに必要なものをやろうとし,わがままで傲慢な個人の寄せ集めになってしまう.



そのために理念.



我々はこの理念の下,勝利を目指す.それが国際武道大学陸上競技部