失業者報道をみて(辛口注意)

テレビをつけると,とある失業者が「なんか,失業した人みんな会社が悪いとか,政府が悪いっていってるけど,ちがうんすよね.一番悪いのは自分だろ? っておもうんすよ.自分が一生懸命働かなかったことを棚にあげて,それでクビになったはずなんすよ.本当にしっかりと頑張って,先をよんでいたら,いくら不景気だからって簡単には失業しないはずなんすよね」と話していた.

MNBも同感.

おそらく,団塊の世代であるおとーさん方も同じ意見なのではないかと.

自分で稼いで,生活していく.家族をやしなっていくというのは,そんなに簡単なことではない.

だからこそ,高校受験や大学受験,そして就職活動を一生懸命やって頑張ってきたのだ.




もちろん,クビになったひとのみんなが頑張っていないという訳ではないのだが,他人のせいにするまえに,まず自分を顧みる必要があるでしょう.

本当に「自立」して生活しようと頑張っていたか?
気ままに暮らしたい欲求に負けていなかったか?

いくら不景気だからといって,世の中にはまだまだ働き口はいくらでもある.
ただ,自分がその仕事をやりたくないから,目を背けているだけではないのか?

ホームレスに「なってしまった」のではなく,その実,「選んだ」のではないか?
生きる金を稼ぐだけの方法なら,もっともっといくらでもあるんじゃないのかと思う.


そういったことを学校でも教えるべきだろう.

しかし,指導者の多く,もちろん高校の先生や中学校の先生,大学だってそうだけど,指導する立場の人間っていうのは,基本的に成功者なのだ.
レールの乗り方,レールに乗ったあとの頑張り方ならわかるが,レールから踏みはずれた,レールに乗ろうとしなかった場合の頑張り方については,あまり指導できない.

もちろんMNBもその一人だから,偉そうなことは言えないが・・・
テレビの偏った報道をみていると,痛切に感じる.