ちびた永眠
今日,家族の「ちびた」が亡くなりました.
大学一年生からの付き合いでした.
共用棟の風呂(銭湯みたいなもん)に行くときに持っていく桶.
風呂に入るまえに桶を使って身体を流そうと思ったら,,,
ん? チョコワ?
当時,MNBが好んで食べていたシリアルのひとかけらが桶に入ってました.
それが,ちびのうん○だと理解するまでに数秒要しましたが(笑
と,昔話をすれば,それこそキリが泣く,,,じゃなかった「無い」ですね.
この13年以上.常にともにすごしてきた家族の一人.
それを,生まれて直後から,大往生まで目の前で迎えられたことをうれしく思います.
最近は,生まれたばかりの芳海の相手をしてくれて,毛をむしられてもまるで怒らなかったのは,単なる老衰のせいかもしれないけど.
芳海に,命の尊さと,はかなさを伝えてくれたことに感謝をしなければなりません.
最近は,ご自宅で大往生を迎えるヒトが少ないせいか,命はいずれ尽きるということを学ぶ機会がない子供が多いということを耳にします.
まだ1歳になっていない芳海に教えてくれたと信じたい.
そして,なにより,私たち芳明・さよ子に命と触れる安らぎと喜び,時には命を育てる大変さ,もどかしさを教えてくれた「ちびた」
君はMNB家で育って幸せでしたか?
私たちの愛は伝わりましたか?
君が残してくれた思い出は,芳明とさよ子が出会い,愛し合い,結婚し,そして芳海が生まれたという,すばらしい宝のひとつとなって,私たちの心に残ります.
もし,生まれ変われるものならば,MNB家が懐かしければ,また,ウチのすぐ近くにちゃいろと白と,こげ茶の混ざった色で生まれてきてください.
君が寝たときよりも,もう少し大きくなった芳海と,あの時と変わらない芳明・さよ子が出迎えますね.
長い間本当にありがとう.
そして,おやすみなさい.
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