2880時間で育つ主役

今日は陸上部で久しぶりにいやなことがありました.

MNBなりに学生を叱咤激励したつもりです.心に届いてくれていればよいのですが.


我々は陸上「競技部」です.

陸上競技を一生懸命やる場所です.


一日の練習を3時間程度とすると,彼らが競技場で過ごす時間は1週間で15時間.1ヶ月で60時間.1年間で720時間.
そして4年間でなんと2880時間という膨大な時間になります.

大学4年間のうち,寝食以外でこれほどの時間を費やすわけですから,なまはんかな,適当な気持ちで過ごしてもらいたくありません.

本気でやらなければ,その分の成長はありえません.

適当に,ほどほどにやってしまうと,適当な成長も見込めません.なぜなら,自分で我慢し,コントロールできる範囲での努力だから.



キツイ練習に耐えられず,自分をごまかし,さらに自分だけでは格好がつかないから仲間を引き込み,みんなで傷を舐め合う.

そんな卑屈な人間に育てたくありません.

スポーツ漫画の脇役,主人公が成長するなかでの引き立て役なんか育てたくありません.


国武大のグラウンドで過ごす2880時間は,自分自身が主人公になるために使ってほしい.