言葉の裏と,言葉の意味

世界を股にかける超一流選手が発する自信に満ちた言葉.

「自分はここにいなければならない」

「自分は奇跡を起こす.そういう人間なんだ」

「蝶のように舞い,蜂のように刺す」


これらの言葉を聞いて,何を思うか.


少なくとも,MNBは「はぁ? 何いってんだ,ナルシストが.いくら超一流だからって,そこまでいっちゃぁ・・・」とは思わない.

むしろ,彼らはまだまだ挑戦し続けるつもりなんだとある種の感銘を受けるほどである.


頂点に立った者が,次に見る,見たいと思う景色というのは,当然,頂点に立った人間しか分からない.

私のような凡人には,伺い知ることさえできそうにない.


だが,しかし,彼らのような超一流の人間でも,より前に進もうとするからには,自らを,自らの言葉で追い込まなければならないのかもしれない.

何も言わず,現状に満足していると言い,現状通りのプレーをすることが一番楽だろうし,冒険するわけでも無いからリスキーでもない.



しかし,前に進み続けて今に至った人間にとって,そのような足踏みは許されないのだろう.

彼らは,より前に進み続け,ファンに夢を見させ続けるために,そして自分の価値を高め続けるために,時にはナルシスト的な言葉を発し,自分を鼓舞しているのではないか...と感じる.





おっと,酔っぱらいの悪い癖です.

最近,評論家が書く文章を読むことが多かったため,論調がうつってしまったかな?







今回,MNBが言いたかったのは「言葉の裏に隠された(あくまで隠された.隠れたではない)状態,状況を感じること」

なぜ,そのような言動をとるに至ったのか,なぜそのような言動になってしまったのか.

人間が起こす行動には,全て理由があります.