大学院

今日は武大選手権でした.

記録はもう一歩ということが多かったものの,嬉しかったことが二つ.

ひとつは高田選手のB1全盲クラスの走り高跳び日本記録樹立.

もう一つは,二人の学生が「大学院を考えている」ということ.


本学の大学院とは,こういったところですが,もう少し簡単に,しかもMNBなりに,,というよりはMNB自身が感じている印象は・・・「目標を達成するための間違のない方策の探し方を学べるところ」です.

まあ,これは修士に限ってですが.

そうした学び舎に陸上競技を通して「進学したい!」と感じてくれている学生が2人もいるなんてことに感動を受けました.

とはいっても,世の中は大学院大学が叫ばれるほどの大学院ブーム(笑

そんなの当たり前では? と感じているかたも多いかもしれません.

確かに陸上競技の世界では,大学院生というのは当たり前のように存在します.



しかし,そのなかで,しっかりとした教育を受けることができ,研究のイロハも学ぶことができ,指導現場と研究の架け橋になれる人材をしっかりと育てられる場所はどれほどあるのだろうと考えると,MNBとしてはかなり疑問です.


大学院生の書いた修論を読めば,それは一目瞭然です.


誤字脱字の嵐ならまだしも,曖昧な目的,不明瞭な方法論,何が言いたいのか分からない,まるでマスターベーションのような考察.

「お前の指導教官を呼んでこい!!」と怒鳴りたくなるほどの論文を,非常に多く見かけます.

学会などにおいても同様.



たしかに指導教官が忙しければ,それはやむを得ないかも知れませんし,様々な事情があるでしょうから,一概には言えないでしょうが・・・・


MNBは違います.責任を持ちます.


MNBが指導した大学院生の論文,その人間性に大きな間違いがあれば,それはMNBの責任です.



それほど,確固たる決意を持って,学生を受け入れることにしています.


その中に,2名が飛び込もうと考えてくれている.

それが嬉しかったです.








ん? 博士過程はどうだって?

博士は「目標を達成するための最短方策の探し方を学び,さらに次の目標までも探すことのできる人材を育成するところ」です.

君にはまだはやい.


まずは修士をとってから考えてみんさい.