減価償却
みなさん,「減価償却」という言葉を知っていますか?
Yahooの辞書で引くと
使用または時の経過などによって生じる有形固定資産の価値の減少分を見積もり耐用年数に割り当て、費用として配分する会計上の手続き。
とあります.
例えば,凄く高いブランド物のTシャツを買ったとします.
そうですね.2万円したとしましょう(すいません.庶民なんで).
でも,それはあまり着ませんでした.
例えば年間5回しか着用しなかったとします.
すると,1回あたり4000円ということになります.
そして次のシーズンでは,デザインや生地が古くさく感じてしまい,もう着れませんでした.
この場合,このTシャツは減価償却できたのか?
勝負の日にこのTシャツを着て,それが理由で成功した!! というのであれば,十分役目は果たせたかもしれませんが,そんなことは希です.
となると,このTシャツに支払った2万円は大きなムダであったということになります.
乱暴にいってしまえば,2万円分の元がとれなかったということです.
いかがでしょう? みなさんの身の周り.減価償却できたものはどれくらいありますか?
ちなみに,写真にあるのは伝説の焼酎「魔王」.
ネットでさっとみたら 8,490円もしました.
ウチのオトンにきていたお中元です.つまり,MNBにとってはタダ(笑
飲んでみると,確かにおいしい.
・・が,8000円以上もの価値は,舌の肥えていないMNBには残念ながら見いだせませんでした.
これも,有る意味減価償却できていない例でしょう.
ではもう一つ.
MNBは常に使うものに関しては,徹底的にこだわります.
車や椅子,ベッドもそうですが・・・今回はカバンの話.
MNBは普段最も利用するキャリーバック,1泊分のビジネスバック,長期滞在用のスーツケースとしてTUMI製品(HPはコチラ)を愛用しています.
結構高いですが,どれも非常に機能的,かつ頑丈な為,愛用しています.
かなり扱い方は荒いですし,どこに行くにしても持って行きます.
当然減価償却出来ているでしょう.
日用品など,常に使う物に関しては高価でも良いものを選択する.
MNBの買い物哲学は,この減価償却からきています.
お金をけちるという意味ではなく,「本当にそれだけの価値があるのか?」と考えてみてもおもしろいでしょう.